瑞墻山 その１
お盆休みで時間が取れたので山に行こうということになった。
狙いはズバリ立山。昔から登りたいと思っていた。ライチョウにも会えるし。
年配の我が家にとっては、労せずして２，５００mの高山に到達できるのが魅力。
室堂で一泊して・・・。と考えて山小屋を予約しようとした。
浅はかでした。この時期直前に予約が取れるわけありませんよね。
８月中は殆ど満室。山小屋だから予約せずに突然訪れても
泊めてもらえると考えていた。泊まれないと死んでしまうかもしれないので
必ず泊めてもらえるという感覚は今では間違い！
そこで日帰りで行けるところを物色。
昨年登った金峰山から見た、奇岩の瑞墻山が候補に挙がった。
早朝５時過ぎに家を出た。朝霧⇒精進湖道路から甲府南IC⇒須玉IC
⇒増富ラジウム鉱泉⇒瑞墻山荘に着いたのが７時半前
瑞墻山登山の基地となる瑞墻山荘。ここまではバスの便が日に５本ほど。
瑞墻山荘から北東に林道を１００メートルほど入ったところにある駐車場。
１００台は留められるスペースがある。ありがたいことに無料。
瑞墻山・金峰山への登山道は瑞墻山荘前から
暫くはミズナラ林の中のゆるい登り。
ミズナラの巨木を背景に。この辺りから傾斜がきつくなる。
ここの登山道は細かなザレが厄介。傾斜がきついとよく滑る。
下りは特に気をつけたい。
５０分ほどで最初の休憩地富士見平小屋に着く。小屋の手前には水場あり。
水温が低くひと汗かいた身体には嬉しい。近くにカラの群れが
水浴びに来ていた。ここで暫く足止めを食った。
まだ一時間、元気。
小屋の周りはマルバダケブキのお花畑。
小屋からは金峰山への道を右に分けて左へ。暫くは快適な尾根道。
ここを過ぎると急なくだりが待っていた。折角登ってきたのに
７０メートルほど標高を下げて沢を横断しなければならない。